ー働く人々の救世主ー

今回のブログでは移動販売についてお話いたします。以前はキッチンカーについてのお話をしましたが、その違いも参考にしてみてください。

キッチンカーとは、移動しながら調理をして食品を販売する形態。
移動販売とは、あらかじめ作った食品を移動しながら販売する形態。

どちらも保健所の営業許可証証の取得は必須です。また許可証は営業場所を管轄している地域の保健所で得る必要があります。他にも複数台で営業する場合は台数分の許可証を取得しなければならいなことにも注意が必要です。また、取り扱い商品によって異なります。上記のように形態が異なる場合も同様です。
キッチンカーは中で調理を行うので「食品営業自動車」移動販売は調理済みなので(調理不要)「食品移動自動車」の許可証が必要です。

許可業種とその条件

【食品営業自動車(調理営業)】
①飲食店営業②喫茶店営業③菓子製造業
→■生ものは提供しないこと■営業車内での調理加工は、小分け、盛り付け、加熱処理などの簡単なものに限ること

【食品移動自動車(販売業)】
①食料品等販売業②乳類販売業③食肉販売業
→■営業車内で取り扱う食品は、あらかじめ包装されたものに限ること■営業車内での調理加工は行わないこと
④魚介類販売業
→■営業車内で取り扱う生食用魚介類は、あらかじめ包装されたものに限ること■営業車内での調理加工は行わないこと

※上記内容は都内一円に限られます。
他、車両の設備など詳しい内容は必ず管轄の保健所へのご確認をお勧めいたします。

食品移動自動車(販売業)

前述通り食品移動販売自動車は、あらかじめ包装されたものに限り、車内での調理工程を行わないことが条件とされています。
元々、実店舗を設けている場合はとてもスムーズに移動販売を行うこと可能なことが魅力的です。
実店舗の売上をコロナ前のように戻すことは、まだまだ困難な状況は続いていると考えられると、実店舗を最大限に活用していくかがポイントです。
飲食スペースを縮小してテイクアウト専用のブースにしたり、貸し出したり様々な対策がある中、違う土地でもっと多くのお客様にお店の味を提供できる方法が、この移動販売です。
実店舗でパッキンしてしまえば、車内での調理は不要なので、車両の改造も最低限で済みます。

出店場所

やはり大事なの出店場所です。実店舗、同様にどんなに美味しい料理が作れても人通りがない場所や、ターゲットが違う場所での出店では売上に繋がりません。
そこで、【ランチ難民】というワードに焦点を当ててみます。

【ランチ難民】…
勤務中に設定されたお昼休み内に食事をとれない方達を指します。このような現象起きる原因は下記のようになっております。

A:他社とお昼休みの設定時間が同じ
→多くの企業ではお昼休みを正午頃に設定している

B:オフィス街では、お店が混雑している
→オフィス街周辺の飲食店の数が少ない場合、お昼休みの従業員が集中して来店し混雑し、自ずと提供にも時間を要し、お昼休みの残り時間を考慮して諦めざるを得ない

C:外に出る、お店に並ぶのに時間がかかる
→高層ビルの上階にオフィスがある場合、外に出るだけで時間を消費し、お店着いた時には行列ができてしまっている

アンケート調査による「昼食を食べられなかった経験がある」と回答した方の理由は
※1つの回答比率を100%とする

■多忙のため昼食時間が取れなかった      64%

■飲食店の混雑による待ち時間が長い      31.2%

■業務の時間が不規則でタイミングが取りづらい 24.7%

■ビルの外に出るまでに時間がかかる      15.6%

■周囲に適当な飲食店や店舗がない       14.5%

ほか「働いている日の昼食に関して感じること」の回答は

■選択肢の少なさ

・職場近くの飲食店が少なく、マンネリ化している

・手頃な値段を考えると同じものばかり食べる生活になってしまう

・行く場所が決まってきてしまうため新しい発見がない

・いつも同じようなメニューに飽きた

■お店の混雑

・入店するまでに時間がかかる

・提供時間が遅くなる

・待っている人が気になり、ゆっくり出来ない

全てのオフィス街で起きている現象ではないですが、この現象を少しでも無くすためにも飲食業界に携わる我々が、「食」を通して、多くのお客様の心を豊かにするのです。

出店場所はもちろん自由に決められません。
オフィス街の出店は仲介業者を介した出店になることも多く出店料は¥5,000~/日時、売上の15%が相場です
人気のオフィス街は、すでに人気のあるお店が出店している可能性も高いですが、まずは場所を探す方法としてサイトに登録して、お店にマッチした場所を探してみましょう。
他にも条件は様々ですが場所の候補地としてイベント(フェス、マルシェ等々)、ショッピングモール、ドラッグストア、住宅展示場、ゲームセンター、公園、遊園地、サービスエリア、道の駅、キャンパスなどが挙げられます。場所によって人気傾向のメニューはあるので、自社のメニューにマッチした場所を調査することをお勧めします。


コロナ禍になってから多く見られるのは例えば飲食店のディナータイムまで店舗を販売場所として貸し出すケースがあります。
飲食店に限らず駐車場のスペースを貸し出していることもあり、共に助け合うwin winなビジネスだとも考えられます。企業のスペースもあるなど、働く方達のお昼休みに新しい風を吹かせることも実現できるかもしれません。
たとえ実店舗に来店してらえる可能性が低いとしても、自分達の足で出向き、今まで出会うことの出来なかったお客様と出会えること、味わって頂けること、楽しみにしてくれること多くの事に感謝し、より美味しいものを追及し、お客様を笑顔にすることへの原動力に変えることができます。


「働く日にお昼休みを十分に過ごせない人が多く存在すること」
この現象がビジネスのきっかけにはなります。
人気も出て、毎回の出店時には固定の売り上げが確保でき出店計画時の利益が出れば、
このビジネスは成功でしょう。

この結果には、お客様の喜びや幸福感があることを忘れてはならず
味、安心、感動の提供を続けていかなければなりません。

 

配達専門のお弁当事業ではありますが
束の間のお昼休みをを少しでも満足していただけるようにと立ち上げました!!

三代目 千代谷
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