飲食店で面白い企画を実施するメリットや注意点とは？詳しくご紹介！

飲食店は参入しやすい業界なので、その分ライバル会社が多く集客に苦戦してしまう経営者が多いかもしれません。また多くの飲食店では、キャンペーンやイベント企画などを実施しており、これは集客アップに向けた戦略の1つでもあります。

今回は、飲食店で面白い企画を行なうメリットや注意点について、事例を交えながら解説いたします。新規顧客の獲得や面白い企画が思いつかないという方はぜひ参考にしてみてください。

面白い企画を実施するメリットは大きく分類すると3つあります。1つずつご紹介していきます。

まず、面白い企画を実施することで、新規顧客の集客アップにつながります。料理が美味しいというだけではなく、お客様がより食事の時間を楽しみながら過ごせます。

また、単発で行なうというよりは、リピーターを増やすためにも定期的に行なうと効果的です。

近年、SNS戦略は経営をする上で集客には欠かせない戦略の1つでもあります。面白い企画イベントを実施することで、既存顧客や来店した新規顧客がTwitterやInstagramなどのSNSで紹介してくれます。

SNSを上手に使うことで、口コミが増えて認知度もあがり、より集客アップにつながります。

新規顧客の集客も大切ですが、同時に既存顧客のファンを定着させる戦略も立てなければなりません。既存顧客は、料理を食べることだけが目的ではなく、その店にしかない何かに価値を感じることでファンになってくれます。

面白い企画を実施すると同時に、価値を感じられる企画を実施することでファンが定着します。

それでは、実際に飲食店での面白い企画事例をほんの一部ではありますがご紹介します。

子どもから大人まで楽しめる企画として、対象の料理を頼むことでゲームに参加できます。飲食店が指定するゲームの条件をクリアすることで、割引特典がもらえます。

顧客参加型の企画は、「面白そう」「参加してみたい」と、とても効果的です。また、トレンドの遊びを入れたり、親世代の昔懐かしい遊びを取り入れたりすることで、より注目されるでしょう。

ルーレットを顧客に回してもらい、当たった料理やドリンクをサービスする企画です。新商品や注文の数を伸ばしたいメニューを得点に入れ込むことで、プロモーション活動としても効果があります。

顧客もルーレットを回すだけでサービスを受けられるので、ワクワク感があります。

飲食店でしかできない、「利き〇〇イベント」は人気です。利きコーヒーや利き日本酒だけではなく、利き焼き鳥やアイスなどもおすすめです。

看板メニューや一押しメニューを使った利きイベントをすることは、顧客だけではなく飲食店にとってもメリットとなります。

集客アップのために面白い企画を実施するには、ターゲットをしぼり数値的な目標を立て、企画実施後の分析をしなければなりません。次に詳しくご紹介します。

まず、企画内容を考える前に目的やターゲットをしぼることが大切です。あまりターゲットを広げ過ぎると、中途半端になり結局リピーターどころか集客に失敗する可能性があります。

ターゲットや目的によりイベント内容や告知方法も変わりますし、費用対効果の高い施策を練ることが大切です。

ただ単に面白い企画を実施するだけではなく、結果を分析することが必要です。集客にどれだけ効果があったのか、数値化することで次の施策がうてます。

また、企画実施のときに来店経路のアンケートを取ることで、どれだけ告知で集客できたのかがわかります。ただ、素人ではなかなか数値的な分析は難しいので、企画・運営会社に依頼することがおすすめです。

飲食店で面白い企画があるからといって、それなりのメリットが感じられないと参加してくれません。企画を告知するときには、必ず「企画参加へのメリット」を明確に示すようにしましょう。

また、なるべく参加のハードルを下げ、完全予約制ではなく予約がなくても参加できる企画にすることで集客アップにつながります。

飲食店で面白い企画を実施するメリットや注意点について、ご紹介しました。企画案を立てるときには、必ず目的やターゲットを設定し、ターゲットにヒットする面白企画を実施することが大切です。

「株式会社CHIYO」では、飲食店の企画・運営代行を行なっています。飲食業界の中でも、イベント企画やプロデュース・コンサルティングに実績があり、数々の飲食店をサポートしています。また、オーナー様とお客様の想いに寄り添うことをモットーにしています。

飲食店で面白い企画を実施したいけれど、ノウハウが欲しいというオーナー様はぜひご相談ください。